勝手花壇にはルールはない?地域によってはトラブルにも!

不思議なルール

勝手花壇が近隣トラブルの原因になることがあるそうです。

勝手花壇というと、歩道や街路樹などを花壇代わりに使うことです。

きちんと手入れされているなら、別に構わないような気もしますが・・。

でも、それを許しちゃうと問題になるんじゃないかな。

勝手花壇が近隣トラブルになる事例とか、けっこうあるのならやっぱりダメなんじゃないかと思う。

人それぞれ意見も違うでしょう。

勝手花壇について、あまり深く考えたことがない人が多いので、問題視されないだけで、じつは小さなコミュニティではトラブルが多発しているのです。

勝手花壇について、今まであまり考えたことがない人も一緒に考える機会になれば幸いです。

スポンサーリンク

勝手花壇とは

勝手花壇とは、公道に勝手にプランターや植木鉢を並べたり、街路樹の根本のスペースを花壇のように勝手に使うことです。

街中でよく見かけますが、町内会などの自治会組織が市役所などの許可を得て、街の美化のために花を植えて手入れしているケースもあります。

一見すると勝手花壇なのか、許可を得ているものなのかわかりにくいのです。

そのため、勝手に公のスペースを花壇として使っているケースを見かけても、それがルールに反しているのかどうか、判断するのは難しいのでしょう。

勝手にお世話するケース

勝手花壇は、公道などを勝手に自分の花壇のように使うことなので、迷惑行為として問題になる恐れは十分にあります。

しかし、迷惑どころか周囲の人から感謝されるようなケースもあります。

たとえば、車道と歩道の間に花壇のスペースが設置されているのにもかかわらず、管理が不十分で荒れ放題になっているような場所を勝手にお世話する人もいます。

枯れ木や雑草で荒れていると、そこにゴミを投げ捨てられたりすることもあるため、美しいく整えている人がいるのです。

そのスペースにはきっと管理する立場の団体や会社があるはずです。

しかし、見るからに放置されているのであれば、奉仕活動として手入れする人も現れるのでしょう。

一般的にこのようなケースは、歩道にはみ出したり、通行の邪魔になるようなことはしないので、問題になって迷惑行為として注意されることはありません。

ただ、善意でしていることだとしても、もしも管理責任者から花壇として手入れするのを止められた場合は直ぐに止めるのが原則です。

スポンサーリンク

勝手花壇によるトラブル

勝手花壇については、人それぞれに考え方も違いますが、トラブルになりやすいケースがあります。

どのようなことが原因でトラブルになるのか、まとめてみました。

公の場所を使う

もっとも問題になるのが歩道にプランターなどを並べて置くことです。

歩道が狭くなるため、通行の妨げになります。

自宅の敷地内と歩道ギリギリに置いたとしても、植物が成長して歩道にせり出してしまえば通行の邪魔になります。

多くの人が利用する道路では、きっと不満に感じる人も出てくるでしょう。

また街路樹の根本に花を植えたり、植木鉢を置くのも許可を得ていなければ違法行為です。

黙認されているだけだとしても、トラブルになれば責任問題です。

たとえば、強風で飛ばされたりして、人や物に当たったりすれば賠償問題に発展しかねないのです。

許可されている場合でも、管理責任を怠ると問題になるでしょう。

水やりのトラブル

勝手花壇でも、美しく手入れが行き届いていれば、迷惑に感じる人は少ないはずです。

しかし、近隣の住民は思わぬことで不快に感じるかも知れません。

たとえば水やりです。

植物の手入れに欠かせない水やりですが、大雑把に水をまいて、隣近所の家や車などに水しぶきがかかると嫌がられます。

洗車したばかりなのに、細かい水滴が飛んでしまえば台無しです。

どれほど注意していても、誰かの気分を害するかも知れないのですよね。

花びらなどの飛散

草花は枯れる時期があります。

花びらや枯葉が舞うようになると、それが近隣の敷地に飛んでゴミになってしまいます。

敷地内の庭に植えた樹木や花であれば、多少のことで目くじらを立てる人は滅多にいないと思います。

しかし、公道に勝手に植えた草花から飛んだ花びらや枯葉はそうはいかないでしょう。

誰もが快く思っているとは限らないので、少しでも迷惑をかけるようなことがあれば、問題が大きくなるのは容易に想像できます。

まとめ

勝手花壇というと「身勝手」とか「自分勝手」などに使われる「勝手」という言葉が使われるので、悪いことのようなイメージが先行します。

たしかに許可を得ないまま、公のスペースを花壇として使うのはギリギリアウトだと言われるのも仕方ないことです。

ただ、まったく悪意ではなく善意でしている人がほとんどなので、下手に注意するとトラブルになってしまうのです。

良かれと思ってしているのに、迷惑だと言われればムキになるのもわかります。

ですが、自分がしていることがたとえ善意であっても、それが周りの人に理解されて感謝されるとは限らないということだけは、忘れてはいけないのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました