眉毛のカタチで顔の印象は大きく変わります。
眉毛をきれいに整えるだけ、清潔感がアップしたり、顔がスッキリ見えることもあるのですよね。
ですが、極端に眉毛を細くしたりするのを防ぐために、眉毛を整えることを一切禁止している学校も少なくありません。
しかし、眉毛のカタチは人それぞれ違いますから、整えていないかどうか証明するのは難しいと思います。
眉毛がもともと短いだけなのに、手を加えていると疑われてしまったという事例もあります。
眉毛に関する校則に起こり得る問題について、考えてみましょう。
眉毛の周りを整える
眉毛の周りに産毛のような毛が生えていることがあります。
眉毛だけがキレイに生えそろっているわけではないので、それが自然です。
しかし、毛深い人は眉毛の周りの産毛もかなり濃かったりするので、その部分だけでも整えたくなりますよね。
それは眉毛を整えるわけではなく、眉毛周りの産毛を整えることなので問題ないような気もします。
ですが、それすら禁止されるケースもあります。
たとえば、眉毛と眉毛の間にも濃い産毛が生えていると、まるで眉毛が一本につながっているように見えてしまいます。
少し眉間の産毛を剃るくらいなら、校則に違反するような行為ではないと思うのに、それすら禁止されるというケースが問題になりました。
このように、眉毛の周りの産毛を少し整えることすら禁止しているのは、行き過ぎではないかと思われます。
どこまでが眉毛の手入れに含まれるのか、曖昧なこともあるので、見直しを求める意見も出ています。
生まれつきの眉毛
もともと眉毛がとても薄い、短いのに、手を加えていると疑われてしまうケースもあります。
毛髪の色や癖毛の証明と同じように、生まれつきの眉毛のカタチを証明しなければ濡れ衣を着せられてしまいます。
眉毛証明書といっても、過去の写真を添付して保護者の申告くらいしか方法はありませんよね。
このような証明書を提出しないと生まれつきの眉毛のカタチを疑うことは、子供の心を深く傷つけるのではないかと思います。
このような生まれ持った眉毛のカタチさえ疑うような校則は、まさにブラック校則と言えるのではないでしょうか。
ヘアサロンで整える
眉毛のカタチを整えるのは、顔そりのある理容室で行います。
理容室で髪をカットしたときに、そのまま顔そりもしてもらうコースになっていると、頼んでいなくても眉毛を整えてくれることがあります。
整えるといっても、カタチを変えるほどではなく、眉の周りの余分な毛をカットして、長さを整えるくらいです。
理容室で眉毛を整えたことで、部活動の参加を禁止された事例もあります。
ここまでくると、ちょっと異常ですね。
このような行き過ぎのケースでは、見直しを求めるような流れもあるので、声を上げることが大切なのではないでしょうか。
まとめ
眉毛を剃り落としたり、極端に細く剃ったりするのは、昔の不良が人相を悪くして凄味を出すために流行ったようです。
今の時代、そんなことを好んでする生徒はほとんどいないはずですが、いつまでも時代の流れを無視して古い校則にこだわっている学校がいかに多いのか・・ということです。
早く常識の範囲内の校則に見直されることを望みます。