海外の映画やドラマを観ると、ホームパーティーのシーンがよくあります。
広い庭やリビングのある大きな家でもあれば、そりゃホームパーティーをやりたくなる人が多いのもわかります。
でも、日本の小さな家では・・・ですよね。
それでもホームパーティーや自宅でバーベキューパーティーをやりたがる人も少なくなくて、招待されることもあるのではないでしょうか。
もしもホームパーティーを主催するのが上司であり、職場の部下を招待するというケースは、想定できることです。
休日に誘われると
ちょっと困るよね
それでも断るのは勇気が要るわ
断るのって非常識なのかな?
社会に出て間もない頃だと、上司から休日に誘われるだけで、色々考えちゃいますよね。
上司からホームパーティーに誘われたときの上手な対応について、考えてみましょう。
上司が休日に部下を誘うこと
昔は上司の家に誘われると、上司に気に入られるチャンスだと思って喜ぶ人も少なくなかったようです。
でも、それは終身雇用という形態で会社員として働く人が多かったからではないでしょうか。
その会社で働き続けるのであれば、上司のご機嫌を損ねないようにしなければいけないと考える人が多かったからだと思います。
しかし今は正社員ではなく非正規雇用で働く人が増えています。
正社員でも転職するのも珍しくないわけですから、上司のご機嫌をとるためにストレスを感じるようなことを無理してする必要はないと考えるのも自然な流れです。
もしも上司が休日にホームパーティーなどでプライベートな誘いをした場合、それを断わることで職場で居心地が悪くなるようなことはパワハラになる恐れもあります。
しかし、そんなに深く考えずに休日に家に招く人もいます。
それは全く悪気があるわけじゃなく、部下を喜ばせたい気持ちから誘っているだけかも知れません。
だからこそ、対応は難しいのですね。
上手な断り方
休日に上司からホームパーティーなどの誘いを受けたけれど、そういう付き合いは避けて仕事とプライベートをきちんと分けたいと考えるのであれば、断りましょう。
このときの断わりによって、その後に職場での待遇が悪くなったりするのは困ります。
上手な断り方は、休日のスケジュールが予め埋まっていると伝える方法です。
デートや友人との約束で断るのは、あまりいい方法ではありません。
その時だけ断れたとしても、また誘われたときに同じ手が使いにくくなるからです。
「休日は習い事があるので申し訳ありません」
「資格取得のための研修があるのですみません」
「休日は家族の世話があるので申し訳ありません」
「週末はボランティア活動をしているのですみません」
このように、休日は暇な時間がなくて、有意義に過ごしているという理由であればイメージとしては悪くありません。
しかし、有意義なことをしていないと
嘘をつくことになるよね
嘘だとバレれば
後からめんどうなことに・・
当然そうだと思いますが、嘘にならないように準備することは可能です。
習い事、資格取得のための勉強は、自分のためになることです。
ボランティア活動も、色々なジャンルがあるのでチャレンジしてみるのも悪くないですよね。
家族の世話というのは、介護じゃなくてもいいのです。
たとえば親の話し相手とか、一緒に買い物に行くなど、実家の家族と過ごすために休日を使う。
これは嘘にはならないと思いますので、習い事やボランティアに興味がないのであれば無難な理由になると思います。
日頃からの距離感がポイント
休日に上司の家のホームパーティーに誘われて「そんなのパワハラだ」とか「休日手当もないのに」と文句を言いたくなるほど納得できない人もいると思います。
しかし、上司は嫌がらせで招待しているわけじゃないはずなので、そこでムキになっても仕方ないのではないでしょうか。
好意で招待されても、やはり「断りたい」と思うのであれば、常日頃から休日に誘っても大丈夫な雰囲気を見せないように気を付けておきましょう。
同僚たちとの会話で休日の過ごし方を話していると、それが上司の耳に入っているかも知れません。
「家でダラダラしていた」というような話が耳に入れば、ホームパーティーに誘ってあげたくなりますよね。
自分のプライベートな話を職場で一切しないのも、誘いにくい雰囲気を出す方法としては有効ですが、人間関係を上手く構築できなくなるリスクがあるのでその点は覚悟しないといけませんね。
まとめ
職場の上司のホームパーティーに招待されることがどの程度の確率であるのか、それは誰にもわかりません。
とても良いコミュニケーションがとれている上司であれば、断りたいとは思わないでしょうから、難しいところですよね。
ただ、断ったことが理由で嫌がらせを受けるようなことがあれば、それはパワハラになる可能性はあります。
断わるときには、できるだけ嫌な印象を残さないような方法を考えておきましょう。