日本の制服は、海外から見るとカワイイ文化の象徴のようで好評なんですよね。
学生でもないのに、制服を私服として着る人もいるほどです。
アイドルグループの衣装でも、制服っぽい感じのものがありますし、ファッションとして成立しているのかも知れません。
しかし、だからと言って・・です。
学校が休みの日に外出するときは、制服じゃなければいけないなんて校則があるのは驚きです。
うそでしょ!
それは行き過ぎだね
ザ・ブラック校則
かなり珍しい校則のようですが、まだ現在もあるそうです。
なぜ休日の服装まで制服を着なければ外出できないのか、そんなオカシナ校則について考えてみました。
休日の制服着用についての校則
学校のない休日に外出するときの服装は、保護者が一緒じゃなければ原則は制服着用のこと。
という校則が公立中学でみられるそうです。
大人が一緒じゃないのなら、休みの日に私服で出かけてはいけないなんて、すごい校則ですよね。
この校則が作られた理由として考えられることをあげてみました。
防犯のため
制服を着用していると、その地域の大人たちには「○○中学の生徒」として見ているのでそれだけで子供たちを犯罪から守る効果がある。
それが理由として教師に説明されたという事例がありました。
しかしその防犯効果については、定かではありません。
非行防止のため
制服を着ている中高生が、18歳以下が出入りできない娯楽施設には入れません。
私服になると、大人っぽい子なら18歳以上に見えなくもないでしょう。
生徒が非行に走らないために、休日の外出は制服着用が原則という規則を作っているのだと考えます。
それが生徒の安全のためと考えているのであれば、ブラック校則とは思っていないでしょう。
制服を着ている子供は監視しやすいと言っているようなものなのですが、大人側はそう思っていないのです。
制服着用は努力義務か
学校から帰宅してから外出する場合や休日の外出時の服装に「制服着用」というルールがある学校は全国には存在しています。
ですが、それは校則として定められているわけではなく「できる限りで衣服を着用して外出しましょう」という努力義務のようなルールが多いようです。
逆に最近では、とくに制服着用のルールもないのに、放課後や休日に制服を着て遊びに行く女子中学生や女子高校生が増えたことから、休日の制服着用を禁止するような流れも出ているとか。
「休みの日まで制服を着たくない」から「休みの日も制服を着て遊びに行きたい」とまったく正反対の流れになっているは面白いですね。
まとめ
休日にも制服を着なければいけないと嘆く声に反して、休日も制服を着たいという声。
これは制服を可愛く着こなして、ファッションカルチャーとして確立させてきたからではないでしょうか。
制服が可愛いから・・という理由で進学する学校を選ぶ人もいます。
休日にどうしても制服を着て欲しいのなら、学校側も「休日でも着たくなる制服」にすれば済む話ですね。