「これいくらだったと思う?」と問われたときの正しい答えとは!!

ご当地

突然ですが、もしも友達が身につけているアクセサリーや洋服などを指して「これいくらだったと思う?」と問いかけてきたら、あなたは何と答えますか?

私は自分が思うよりも少し高めの金額を言います。

「わからない」って答えます。

人によって色々違いますよね。

その理由も人それぞれです。

少し高めの金額を言う人は、相手の気持ちを考えて気を使っているのでしょう。

安物には見えないよ!と気を使ったの答えです。

「私、いくつに見える?」と聞かれて、見た目年齢よりも若く言うのと同じです。

じつは、「これいくらだったと思う?」という問いにたいする正しい答えには地域性によって違いがあるようです。

土地柄によるルールというわけではないのでしょうが、地域性の特徴としておぼえておくと役に立つ時が来るかもしれません。

「これいくらだったと思う?」の答え方について、考えてみましょう。

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「これいくらだったと思う?」の正しい答え

「これいくらだったと思う?」と人から問われたときの答えとして、もっとも無難で相手の気分を害さないのは「ええ~、わからない」です。

そもそも、人の持ち物の値段を言い当てるなんて、よほど興味のある物じゃないと考える気にもなりません。

もっとハッキリ言ってしまえば「どうでもいい」のです。

でも、それをそのまま伝えてしまうと人間関係にヒビが入ってしまいます。

だから無難に「わからない」が正解なのです。

「これいくらだったと思う?」の地域性の違い

「わからない」と答えておけば、大抵の場合はその場の空気を悪くすることもありません。

ただ、「これいくらだったと思う?」と問いかけた人が関西出身であれば、正解が微妙に違うのです。

関東、関西に関わらず「わからない」という答えは万能です。

相手に委ねて、その後の会話の流れに乗れば済むことなので、間違いありません。

高価な物を持っていることを自慢したい人は、「わからない」という答えなんてほとんど耳に入っていません。

自分がどれほど高価な物を買ったのかアピールしたいための問いかけなので、すぐに「○○円もしたのよ」と始まるでしょう。

でも、関西の人が「これいくらだったと思う?」と問いかける時には、自分の予想よりも少し高めの金額を言うのが大正解なのです。

関西の人とざっくりしていますが、具体的には大阪の人と言った方がいいでしょう。

大阪の人が「これいくらだったと思う?」と聞く時は、相手が答えた金額よりも安く買えたことを自慢したいからなんです。

関東ではほとんど見かけることはありませんが、「値切る」という文化が大阪にはあります。

店頭で値札の価格よりも安くしてもらうための交渉です。

大阪は商人によって発展してきた土地なので、今でも値切る文化は残っています。

つまり、高いものをどれほど安く買えた自慢は、自分の交渉スキルを自慢したいわけなので、予想した金額よりも少し上乗せして高めに言った方が相手の気分も良くなるわけです。

上乗せする目安

関西の人(とくに大阪)から持ち物や洋服の値段を聞かれた時に、具体的にはどの程度上乗せして答えればいいのか、目安を考えてみます。

実際の購入金額との差が大きければ大きいほど、安く買えた自慢を満たせるのですが、わざとらしく大げさな金額では、シラケてしまいます。

絶妙なのは20~30%くらいの上乗せです。

あなたが1万円だと予想したのであれば、12,000~13,000円くらいがベストです。

ただ、自分が全く知識もなく、興味もないジャンルのものは50%くらいまでなら大丈夫でしょう。

購入金額より安く言わなければ、安く買えたことをアピールしたい人の気持ちを満たせると思います。

お金の話はタブーではない

日本各地のご当地グルメなどを紹介する番組などを見ていると、大阪の人のおもしろポイントを特集していることがあります。

大阪の人同士では、当たり前のことなのでしょうが、驚くことがいっぱいです。

たとえば、友達の部屋に遊びに行けば「ここ家賃なんぼ?」と聞くのが普通なんだとか。

合コンでは、女性から男性に年収を聞くことも珍しくないようです。

関西圏でも、とくに大阪ではお金の話をストレートに聞くのが当たり前という文化があるのは、やはり商人の血が脈々の受け継がれているからなのでしょうね。

まとめ

人と会話する時に、お金の話をするのは下品だと考えてしまうのは、関東の人の多い傾向だと言われます。

ですが、首都圏に住んでいる人は地方出身者が多いので、「下品と思われたくない」という意識が強く働いてお金の話を避けているような気がします。

あくまでも個人の意見ですが、「それいくらで買ったの?」とか「いくらだったと思う?」と言いたいのにガマンしているだけではないでしょうか。

 

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