早起きは三文の徳と言います。
事実、成功者の多くは朝早く起きて活動をスタートしているそうです。
寝坊してしまうと、一日があっという間に過ぎてしまいます。
深夜には深夜の良さがありますが、人間は夜行性の生き物ではないのでしょうね。
早起きして活動した方が体調も整うため、様々な面でメリットがあるのだと思います。
そこでちょっと疑問に思ったことがあります。
中高生は学校での勉強や部活動、塾や習い事など忙しいスケジュールを送っている人も多いので、早朝から活動して時間を有効に使おうと考えることもあるのではないでしょうか。
いやいや
中高生なんて
朝は1分でも長く寝たいでしょ
そりゃそうだ
おいおい、
自分たちを基準にしないの!
すみません・・💦
たしかに、中高生のころを思い出すと、ひたすら眠かった・・。
でも、思春期でも育ちざかりでも時間は平等にしか割り当てられないので、有効に使いたいと考える優れた人はいるでしょう。(ごく稀だったとしても)
たとえば、早朝にトレーニングをすることも・・。
ですが、早朝は季節によってはまだ暗くて危険かも知れません。
もしかしたら、早朝とはいえ時間によっては深夜徘徊で補導の対象になってしまうこともあるかも。
いったい深夜とは何時から何時までなのか、早朝と深夜の境目について調べてみました。
深夜の定義
深夜とは、夜も深まった頃という意味で、とくに何時から何時までが深夜という定義があるわけではないのです。
例えば夜中、夜更け、深夜、未明など、夜のことをあらわす言葉はありますが、夜中と夜更けと深夜の違いははっきりしていません。
未明だけは、夜が明ける前の時間帯のことだというのはわかりますが、深夜と未明では明らかに違うというわけではないため、この線引きは非常に微妙です。
一般的には深夜というのは、深夜労働や深夜徘徊ということで使われます。
会話として「深夜に目が覚めてしまった」よりも「夜中に目が覚めてしまった」という感じで使い分けているのではないでしょうか。
深夜徘徊で補導される時間帯
18歳以下が夜遅くに保護者同伴じゃなく外出していると、深夜徘徊として補導されることがあります。
ただ、この時間帯が各都道府県によって少し違うのです。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の首都圏は23時~4時までです。
日本全国の都道府県をみても、23時~4時が多いので認識としては深夜徘徊はこの時間帯と思われているのでしょう。
しかし、全国一律ではないのですよね。
たとえば大阪府では、16歳未満は20時~4時まで、16歳~18歳未満は首都圏と同じく23時~4時です。
愛知県では23時~日の出までという何とも曖昧な時間です。
これは季節によって日の出の時間が違うため、あえて時間を定めていないのだと思われます。
たしかに朝の5時が真っ暗な季節もあれば、すでに明るい季節もあるので、一概に決められないというのもわかります。
概ね日の出の時間というのは6時頃を想定していると考えて、愛知県では23時~6時が深夜徘徊という認識を持った県民が多いですね。
青森県も日の出までが深夜の補導対象です。
そして23時ではなく22時~5時までとしていう三重県もありますから、一律ではないので気をつけなければならないのです。
三重県以外にも福島県は22時~5時まで、岐阜県は22時~4時までなど細かくチェックしてみると意外と違うのです。
未成年を補導する目的は、非行防止だけではなく犯罪に巻き込まれないためなので、時間帯だけじゃなく場所によって補導されやすいケースもあるのでしょうね。
全てが補導対象ではない
じつは深夜の時間帯に外出をしたら、それでいきなり補導されるわけではありません。
迷惑行為や非行などではなく、トレーニングのためにまた夜が明けきらない時間に外にいたとしても、きちんと説明できるのであれば補導されるわけではないのです。
ただ、できれば都道府県が定めている補導対象になる深夜時間帯は避けた方が無難でしょうね。
まとめ
早起きして勉強したり、トレーニングするために走ったり。
そういう時間の使い方を中高生ができると、勉強、部活、趣味など色んなことに興味を持つ世代だからこそイイのだと思います。
4時以降ならほとんどの都道府県では問題ないのですが、ごく一部の都道府県は5時もしくは6時までは深夜として補導されるリスクがあるので、事前に自分の住んでいる地域の条例を調べておくと安心ですね。