コンサートなどイベントのチケット抽選は申込む前に職場に報告する?

不思議なルール

コンサートや演劇など、人気のあるイベントは何か月も前からチケットの予約が始まります。

先着順よりも抽選が一般的になりつつあるため、申込みを完了した時点では、チケットが入手できたかどうかは不明です。

たいていは、抽選結果が出るまでの期間は1~2週間程度です。

当選していたら、仕事は休みを取れば済む話なのですが、職場への有給届けを出すタイミングはそれぞれ違います。

ここで問題です。

職場への有給届けを出すタイミングとして、イベントチケットの抽選に申し込んだ時点では何もする必要はないと思うのですが、どうでしょう?

そりゃそうでしょ
まだ当選なのかわからないのに

前日までに届ければOKという
職場もあるよ

あ、でもね、繁忙期は
早く言わないとダメなとこもあるみたい

なるほど、それも納得

このようなイベントチケットの入手に関して、職場で嫌味を言われるなどの話を見聞きすることがあります。

どうすれば、職場の空気を乱さずに気分よくイベントを楽しめるのか、考えてみましょう。

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事前に届ける義務

コンサートや演劇などのチケットは、早ければ半年以上前に先行受付が始まります。

抽選制度を取り入れていることがほとんどなので、先行受付に申し込んだ時点では、チケットを入手できるかどうかわかりません。

抽選結果が出る前の期間には、職場に届けることはできませんよね。

ところが、当選が分かったあとに職場に届けを出したら、認めてもらえなかったという事例がある掲示板に載っていました。

その理由は以下の通りです。

同僚に抽選申し込みしたことを話していたから

これが認めてもらえなかった原因なのです。

これだけではちょっとわかりにくいですよね。

職場の同僚たちは、この人がチケット入手したら仕事を休むことを知っていたのです。

それなのになぜすんなり認めてもらえなかったのか。

理由は繁忙期に差し掛かることと、他の社員の休暇と重なったからです。

抽選結果が出るまでの間に、職場では話していたので、みんなわかっていたわけです。

もちろん上司も。

結果が出るまでの間に届けを出すことはできないのですから、認められないのはオカシイのですが、繁忙期や業務に支障が出るほど休む人が重なりそうな場合は、休暇の日程を変えるように指示できるケースもあるのです。

有給休暇の届け出の期限は、その企業によって違います。

今回のケースでは、前日までに届け出をすれば認められるはずなのですが、職場で話してしまったがために、他の社員に先を越されてしまったわけです。

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職場の慣例は無視できない

本来は認められるはずの有給休暇ですが、職場には暗黙のルールというような慣例や慣習があります。

たとえば早い者勝ちで、先に届けを出した方が優先されるというのも、よくあるケースです。

しかし就労規約などには、そんなことは書かれていないのに・・・となれば異議申し立てすれば聞き入れてもらえる可能性はあります。

ですが、やはり職場の人間関係を考えると、慣例や慣習を無視できない人が多いのではないでしょうか。

まあねぇ、それが日本人気質かも

正当な権利だから遠慮する必要はないんだけどね

でも、やっぱり同僚に迷惑かけるのは避けたい

こうして考えた結果、ガマンする人が大半でしょう。

まとめ

有給休暇は労働者の権利ですし、理由も告げる必要もなく、原則として自分が取りたいタイミングで取得できるのです・・。

それを頭に置いたうえで、スムーズに休みが取得できるような根回しは必要なのではないでしょうか。

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