修学旅行前に持ち物を学校に持ってチェックするのは何の意味が?

学校・職場

修学旅行の前に、持ち物を全て揃えて学校に持って行ったという人は、どのくらいの割合なのでしょう。

じつは私自身の記憶では小学校ではありませんでしたが、中学では修学旅行の数日前に学校で持ち物チェックをした記憶があります。

いったい何のためだったのか、今でもわかりません。

忘れ物のないようにチェックするためでは?

チェックシートがあれば済むハナシだよね

意味不明だな。。。

他の学校でも同じようなことをしていたのか、その当時はわかりませんでした。

ですが、今でも持ち物検査のために前もって荷物を学校に持って行くことはあるそうです。

いったい何のためなのか、掘り下げてみました。

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修学旅行前の持ち物検査とは

修学旅行の前に、学校に実際の持ち物を広げてチェックするのは、小中学校では行う学校も少なくないようです。

高校になるとあまりないそうですが、校則の厳しい高校では実施されることもあるようですね。

さて、この事前持ち物検査ですが、目的はズバリ!禁止された持ち物を発見した場合に没収しやすくするためだと言われています。

修学旅行の持ち物は、必要なものと不要なものが明記された手引きが配られるはずです。

その手引きに従がって持ち物を揃えれば問題ないはずです。

しかし、細かく明記していても、解釈を変えれば不要なものなのか必要なものなのか、ハッキリわかりにくいものもあるはずです。

たとえば、ひどい乾燥肌でクリームやローションが欠かせないけれど、それは化粧品とみなされてしまえば持参できないものです。

しかし医師の診断を受けていたり、保護者からの申し出があれば許可されるかも知れません。

そのような線引きが曖昧な物を見分けるために、事前のチェックが必要だと学校側は考えたのではないでしょうか。

事前の持ち物検査で許可された物以外を持って行った場合、見つかれば即刻没収できます。

あえて禁止されているものを事前の検査では見せずに、隠し持って行ったと断定されるわけで。

言い訳できない状況を作るために、わざわざ事前に持ち物をチェックするわけですね。

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厳しい持ち物検査の方法

修学旅行の持ち物には、下着なども含まれるため、女子の持ち物は女性の教師がチェックするという配慮がなされる学校が多いですが、中には男性教師が下着も全て広げてチェックするケースもあります。

徐々に少なくなっているとはいえ、まだまだそういうデリカシーに欠けた教育現場は残っています。

しかし、もっと厳しい事例もありました。

なんと、前日に持ち物を学校に預けて当日は手ぶらで家を出るのです。

前日に預けた荷物は、本人のいないところで持ち物検査されて、不要とされる物は事前に除かれて修学旅行後に返却するという学校もありました。

自分の荷物を見てない間にチェックされるなんて嫌だ!

誰が触るのかわからないんでしょ?

そんなの絶対に嫌だ!

それが当たり前の反応ですが、実際にそういうルールが続いている公立中学があるのです。

事前の持ち物検査でクリアしても、当日に何とか工夫して隠して持って行くケースは絶対にあると思います。

それをさせないために、荷物を預けるという方法を思いついたのでしょう。

もしも紛失などの問題が起きればなくなるでしょうが、今も続いているとなれば、学校側も細心の注意を払っていると思います。

そこまでするのは、過去によほどひどい事例があったのかも知れません。

とはいえ、せめて荷物検査は持ち主の見ている前でして欲しいですよね。

まとめ

修学旅行はあくまでも教育の一環なので、遊びの旅行気分ではいけないというのはわかります。

ですが、学校生活の中で大きな出来事ですし、楽しい思い出にしたいのはみんな同じ気持ちでしょう。

厳し過ぎる持ち物検査のせいで、楽しいはずの修学旅行が台無しになるのは残念なことです。

そのためには、やはり学校側との信頼関係がなければ難しいと思います。

それにしても、事前に持ち物を運ぶ労力はいまだに無駄な気がしてなりません。

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