爪の形状は人それぞれなのに一律で長さを決める校則とは?

学校・職場

校則には、頭髪や肌のこと、爪や眼に関することまで、細かく決められている学校もあります。

それはちょっと厳し過ぎませんか?それはちょっとやり過ぎじゃないですか?

そんな風に言いたくなるほど、厳しい校則が今でもあるのです。

規則というのは、一律にしなければ成り立たないのはわかりますが、頭髪、肌、爪、眼など体に関することは個人差があるのが当たり前です。

それなのに、全てを一律に決めてしまうことに無理があるのだと思うのです。

たとえば、爪の長さに関して細かいルールが定められている校則です。

爪の長さまで??

そんな細かいことまで・・・

ネイル禁止ならわかるけど

長さはやばい!

爪磨きも禁止の校則があるようですし、なかなか細かいですね。

今回は爪の長さに関する校則について、考えてみましょう。

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爪の長さに関する校則

爪の長さを細かく定めている校則の事例をあげてみます。

手の平を上に下状態で爪が見えない長さに切ること
白い部分が1ミリ以上は禁止
白い部分が残らないように切ること

頭髪と爪の検査が定期的に行われるような学校では、このような規則でチェックされていることがあります。

手の平を上にしたときに、爪が見えない長さはどのくらいなのだろう・・と自分の爪を見てみると、かなり短く切らなければいけないことがわかります。

私は爪を伸ばす習慣もないし、ネイルの手入れもしないので、いつも短くしています。

測ってみると、白い部分は2ミリ弱ですが、それでも指の先に少し爪が出て見えます。

これ以上みじかくすると、きっと痛いだろうなと思うので、校則の厳しさはやり過ぎなのではないかと思います。

もちろん、白い部分が残らないような切り方をしても痛くもなんともない人もいます。

それが個人差というものですよね。

爪の校則を定める理由

ネイルを華やかに飾ったりするわけでもないのに、爪の長さを厳しく定める校則はどんな理由からあるのでしょう。

ケガの防止

爪が長いと、引っかかって裂けてしまったりする危険があるため、短く切るように指導するというのが多くの理由です。

また、長く伸びた爪が他人を傷つけてしまうリスクもあるため、安全のために短くするようにルールを定めているのです。

衛生面

爪が長くなると、爪と指の皮膚の間に汚れや残りやすくなります。

細菌やウイルスの除去のために手洗いを徹底したとしても、爪が長いと洗い残しが起こりやすくなるため、短くするように指導するというのも、集団生活を管理する学校側の考えとしては一理あります。

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個人差(個体差)を認めない校則

爪の長さを厳しく定める校則の理由は、それなりに納得できるものです。

しかし、極端に長いわけでもないのに、全生徒が同じように白う部分を全て切り落とさないといけないのはさすがにやり過ぎではないでしょうか。

指先と爪の形状は皆それぞれ違います。

白い部分を全てなくしてしまうと、痛みが出る人だっています。

事実、私自身もそうなのでそんな校則があったら困ります。

ケガのリスク、衛生面のリスクを考えると、白い部分が残らない方が良いのかも知れませんが、1ミリ~2ミリ程度であれば問題ないはずです。

それよりも、短く切り過ぎてしまい、爪と皮膚の間に炎症を起こしたりするリスクの方が心配になります。

このような個人差(個体差)を一切認めないような校則は、今後は見直されるべきだと思います。

まとめ

爪もそうですが、前髪の長さに関しても、眉毛が隠れてはいけないというような細かいルールが存在しますよね。

額の広さが狭いと、眉毛の上なんてとんでもなく短くなってしまいます。

人間はロボットではないので、皆が同じような基準で生まれてきません。

何もかもを1つの規則で縛ることが、そもそも無理なのでしょう。

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