使い終わった教科書はどうするべき?処分する場合のルールとは?

学校・職場

教科書は新学年になるたびに新しく配布されます。

前年度の教科書は不要になるわけです。

使い終わった教科書は、みんさんどう処分しているでしょうか。

燃えるゴミでしょ

資源ごみでしょ

思い出の品だもの
とっておくでしょ

三者三様ですね。

どの方法でも間違いではないのですが、処分する場合には少しだけ気を付けるポイントがあります。

教科書の処分方法について、まとめてみました。

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教科書は処分しても良いのか

義務教育である小中学校で使用する教科書は、無償で配布されるものです。

貸与ではないので、進級すれば使い終わった教科書は返却する必要はないので、処分するのは自由です。

学年が終了して新学年になれば、また新たな教科書が配布されるので、そのまま保管するのは収納に困るでしょう。

思い出として保管しておきたいのなら、それは自由ですが、保管場所がないのなら処分するしかありません。

ただし、学年が終了しても復習のために古い教科書を使用することも考えられます。

処分するタイミングとしては、前々年度の教科書を処分対象と考えれば、まず困ることはなくなるのではないでしょうか。

一学年前の教科書は、もしかしたら振り返りで勉強するために使う可能性があるとしても、二学年前の教科書までは使わないでしょう。

教科書の処分方法

教科書の処分方法は、お住まいの地域の処分ルールに従います。

古紙リサイクル可能な資源ゴミとして処分する場合は、雑誌や新聞、書籍などと同じように扱いますが、ここで気を付けなければいけないのが個人情報の扱いです。

教科書には子供の氏名を書きます。

お子さんの氏名や学年がわかってしまうのは不安ですよね。

燃えるゴミとして処分するとしても、資源ゴミとして処分するとしても、いずれにしてもお子さんの氏名が書かれているところは切り取るか塗りつぶすなどして外に漏れないようにしましょう。

丁寧にチェックしてみると、メモやプリントシールなどが残っていることもあります。

悪用されることは滅多にないとしても、やはり子供の安全のためには細かくチェックしてから処分した方が安心ですね。

買取店へは持ち込めない

小中学校の教科書は、無償で配布されるものなので、古本屋などの買取店へ持ち込んでも買取は断られます。

教科書のほかに使用する参考書や辞書は買取してくれるので、持ち込んでみると値段が付くかもしれませんね。

フリマやオークションでの譲渡

実は教科書はフリマやオークションサイトでは需要があります。

無償で配布される教科書なので、儲け主義では無理ですが、処分するよりも必要としている人の手に渡る方が良いと思うのなら、出してみるのも良いのではないでしょうか。

なぜ中古の教科書が必要なのかというと、紛失したり、汚れて使えなくなるなどの事情で探している人もいるからです。

ただし、梱包や発送の手間はかかります。

簡単に、手早く処分したいのであれば、フリマやオークションでの取引は向かないかも知れませんね。

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古い教科書の使い道

年齢が近い兄弟姉妹がいる家庭では、新品の教科書を断りたくなるくらい古い教科書が増えてしまうこともあるでしょう。

ですが、教科書は四年に一度の周期で内容が見直されます。

兄弟姉妹で使いまわすことができたとしても、やはり新しい教科書のほうが気持ちも新たに勉強に励めるのではないでしょうか。

まとめ

教科書の処分には、特別なルールがあるわけじゃないので、その地域の規則に従ってゴミとして処分しても構わないのです。

ですが、処分するタイミングと子供の個人情報の保護の二点だけは、保護者が考えてあげましょう。

とくにタイミングの問題は重要です。

しっかり復習して勉強し直そうとしたときに、教科書の有無は大きいですからね。

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