夏休みは長ければ40日ほどありますが、ずっとダラダラ過ごしていると、終盤になって焦りまくりです。
宿題の山は早めに片付けないと、親も巻き込んで大騒動になるんですよね。
相変わらず、夏休みの宿題については、様々な意見があります。
不要と言う人もいれば、必要と言う人も。
ほとんど親がやってるなら意味ないよね
最近は宿題請負業者もいる
でも全く宿題がないのも
ちょっと心配だなぁ
それぞれ考え方は違うと思いますが、今回は宿題の賛否ではなく、宿題が成績にどの程度反映するのかを考えてみようと思います。
宿題の評価について
夏休みや冬休みのように、長期の休みの宿題と、通常の宿題とでは評価が違うのでしょうか。
同じ宿題ではありますが、通常の宿題は授業の復習や予習として出されることが多いため、きちんと宿題をしているかどうかでその科目の成績に影響することは考えられます。
その日の授業の理解度を確認するために宿題として出される場合は、しっかり授業を聞いて理解できているのか判断するためにも重要な材料になるからでしょう。
きちんと宿題をしているかどうかは、成績にダイレクトに反映することはないとしても、学習に取り組む態度としての印象には少なからず影響すると思います。
内容云々よりも、きちんと決められた期限までに提出できるのかどうかが一番のポイントになるのは、夏休みの宿題です。
夏休みの日誌、ドリル、絵日記、自由研究、課題の絵、読書感想文など、夏休みの宿題は内容も盛りだくさんです。
得意不得意の分野もあるので、内容の出来具合がダイレクトに成績に反映するよりも、期限を守れることが重要だと考えられます。
夏休みの間に、子供なりに計画性を持って生活できるかどうか、宿題の提出期限をきちんと守れるかどうかを見れば、判断できるからでしょう。
夏休みの宿題を頑張る意味
冒頭でも書きましたが、夏休みの宿題を放置していて、ギリギリになって大慌てで家族総出で片付けたというケースもあります。
また、最近では仕事で忙しい親の代わりに、宿題代行業者まで存在します。
それが良いか悪いのか・・ではなく、期限までに提出することが最重要課題になっているから、そうなってしまうわけです。
つまり、内容よりも期限を守れるかどうかなので、明らかに子供だけではなく大人の手が加えられた出来栄えでも、それを教師が咎めることはありません。
でもそうなってしまうと、真面目の子供だけで頑張ったのに・・・という気持ちからやる気をなくしてしまう子供も出てきますよね。
そういう不公平から、子供はやる気を失うものです。
だからと言って、大人の手が加えられた証拠もなければ教師は何も言うことはできないと思います。
ここは教師がきちんと内容まで見ているかどうかにかかっているわけです。
明らかに大人が手伝ったものと、子供だけで頑張って仕上げたものを見抜ける教師でと出会うかどうか・・そんな運も左右するのかも知れませんね。
まとめ
夏休みの宿題の出来が素晴らしければ、表彰されることもあります。
それが大人の手が加わったものでも、見栄えが良ければ表彰されるような場合は、残念ながら教師に見抜く力がないのかも知れません。
子供にとって無意味な宿題にならないように、せめて親は頑張ったことをきちんと褒めてあげたいですね。