男女交際を禁止する校則は、今もあります。
男女交際というのが、何を指しているのか疑問ですが、そういう校則があればセーブできると思っているのでしょう。
告白してOKだったら
2人は付き合ってる
これが男女交際じゃない?
でもさ、告白したかどうか
そんなの学校の先生は
わかんないよね
ただの友達と言えば
それでごまかせるよな
そういうことなんですよね。
男女交際を禁止しても、そもそも男女交際って何を定義とするのか。
そんなのルールもないし、わかりません。
告白しないまま恋人同士になるのは、大人にもよくあるケースですし。
今回は、男女の組み合わせで登下校するのを禁止する校則の意味について考えてみます。
これは男女交際を禁止する校則とセットなのか・・深掘りしてみましょう。
男女の登下校禁止の理由
小学校には、下校時に男女の組み合わせを禁止するような校則は滅多にありません。
集団下校する小学校も多いため、男女混合が自然ですからね。
しかし中学になると、急に男女の組み合わせの登下校を禁止する校則があると驚きますよ。
そこまで細かく校則として明記されていなくても、男女が2人で下校していることが学校側に伝わると「交際しているのか」と事情を聞かれるたり、保護者に連絡されることもあるのです。
つまり、男女の組み合わせの登下校を禁止する学校は、ベースに男女交際禁止があるはずです。
男女交際禁止しているのに、2人で下校するなんてデートと一緒じゃないか!ということなのでしょうか。
それは考えすぎですよ・・と言いたくなりますが、大人の目にはそう見えてしまうのではないでしょうか。
通報者がいる
男女交際禁止の校則がある学校では、男女の組み合わせの登下校を認めないケースが一般的です。
しかし、とくに男女交際を禁止する校則がないのに、男女2人での下校を注意されたというケースがあるのです。
その理由として、学校へ近隣住民から通報や苦情が原因ということがあります。
これは、ホントに多いのです。
大きなお世話というか、お節介というか、わざわざ学校へ知らせる人が存在するのですよ。
世代によっては、男女交際への認識がギャップが大きいので、中学生くらいの子供がカップルのように仲良く歩いている様子を見ると驚くのでしょう。
こんな事例もあります。
中学生の男女が学校の帰りに公園のベンチで座って話しをしていると、その様子をわざわざ写真に撮影し、学校へのメールに添付して送る住民もいたそうですよ。
大人が子供を心配しているだけなのか、それとも中学生の男女の関係を不愉快に思うからなのか、その理由はわかりません。
しかし、学校側としては、近隣住民からの通報があれば、無視するわけにもいかないため、何等かの対策を講じる他ないのでしょう。
男女の友情は否定されるのか
男女交際禁止の校則も男女での登下校禁止も、子供たちにとって納得できるものではないでしょう。
アイドルの恋愛禁止とはワケが違います。
そもそも、男女が仲良くなっても、即恋愛と結び付ける大人の方がオカシイのです。
男女でも友情は生まれますし、そこに恋愛が芽生えるとは限りません。
女子同士、男子同士の友人関係と同じく考えられないのは、大人の色眼鏡が原因ですよね。
どうしても納得できないのであれば、生徒会などを巻き込んで男女交際と男女の友情についての定義をハッキリさせるなどの行動を起こすしかないでしょう。
まとめ
男女交際にたいして、とても厳しい学校は徐々に減っています。
しかし、緩和されても近隣住民からの通報や苦情があれば、学校側は神経質になるので油断はできないのです。
2人だけじゃなく、複数人で下校するなどして工夫したほうが良いかも知れませんね。