高校は何年まで留年できるのか!マンガみたいにずっと高校生はある?

学校・職場

マンガの世界では、どう見てもオジサンにしか見えないような年齢の人が、ずっと留年して高校生のままなんてこともあります。

これはあくまでもマンガの中のことなので、現実にはそんなオジサン高校生はいないでしょう。

定時制高校や通信制高校なら、幅広い年齢層の高校生もいるでしょうが、普通の高校では考えられないことです。

でも、高校は義務教育じゃないんだから、別に何年でも留年したって構わないような気がするけど。

そうだよね。
とくに私立高校なら授業料さえ払えば追い出す理由もなさそうな・・。

いやぁ、私立高校ほどイメージを重視するから、留年させたくないんじゃないのかな。

高校生が何年でも留年できるのかどうか、ちょっと気になってしまったので、調べてみました。

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高校は何年まで留年できるのか

高校が何年まで留年できるのか。

結論から先に言ってしまうと、学校によって違います。

全日制の公立高校では最長6年間まで認められているケースが多いようです。

ただし、同じ学年で2回目の留年は認められないこともあるので、学校ごとの決まりがあるので、一概に「高校は何年まで留年できる」と決められていないのですね。

公立高校では、税金から予算を組んでいるので、何年も留年させるのは公平性に欠けるという理由から、最大留年回数が決められているのだと言われています。

留年すると授業料の免除や補助が受けられないなど、様々なデメリットがあるので、よほどの理由でもない限り、留年はしない方が良いわけです。

私立高校はその学校毎の規則で決められているので、留年に規定も学校の数だけ存在するのでしょう。

留年になる原因

高校生が留年する理由は、成績不振と出席日数の不足です。

たとえば、定期試験の点数で赤点になったり、試験当日に欠席したりすると、単位を与えられないため、留年になってしまいます。

ですが、ほとんどの高校では補習授業をうけたり、追試験を受けることで単位を与えられるので、成績不振だけで留年する割合は少ないのです。

問題は出席日数が足らない場合です。

出席日数が足らなければ、補習や追試ではカバーできません。

出席日数不足においては、学校側も救済措置を用意することは滅多にないのです。

長く休まなければいけない事情があるのなら、留年のリスクを考えなければいけないのですね。

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留年と休学はどう違う?

留年になる理由になる出席日数不足ですが、3年間必ず通学できる保証が誰にもありません。

たとえば大きなケガや病気になり、何か月も入院生活を余儀なくされれば、どうしても出席できません。

そういう場合は、休学という制度があります。

休学は、長期間休まなければいけない時に休学届を出すだけです。

休学になると授業料が免除されるのと、休学した期間は欠席数にカウントされません。

ということは、休学すれば留年は免れるの?

と勘違いしている人もいます。

ですが、残念ながら休学期間が長ければ、留年になる確率は限りなく高いのです。

欠席日数にカウントされなくても、出席日数に含まれるわけではないので、単位が与えられないからです。

それなら休学してもほとんどメリットはないのね

留年を回避するために休学するのは意味がありません。

ですが、どうしても長く休まなければいけないけれど、中退はしたくないという人にとっては、授業料の免除もあり、復学できるのでメリットがゼロというわけではないでしょう。

まとめ

留年は「ダブった」なんて俗語があるほどなので、そんなに珍しいことではありません。

ただ、大学の留年よりも高校の留年は、気まずさが倍増するそうです。

大学のように浪人して入学する人もいないので、同級生が昨日までの後輩になるわけですから、なかなかメンタルを削られそうですよね。

それでも中退を選ばなかったのですから、留年しても卒業した人はエラいと思います。

 

 

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