幼稚園には送迎用のバスを運用している園も多く、我が家の周辺でも送迎バスをよく見かけます。
園まで送りとどける、お迎えに行く保護者もいますが、少し離れているのなら送迎バスがあると助かりますよね。
幼稚園の送迎バスは、路線バスのようにバス停があるわけではないので、停車するポイントは基本的には園側と保護者の話し合いで決められることが多いようです。
自宅の目の前に停車して一名ずつ乗車させてくれるようなケースもあるようですし、数名が決まった停車ポイントで乗降車することもあるため、それぞれ事情は違うでしょう。
しかし、これはあくまでも幼稚園に子供を通わせていることが協議に加われるわけですから、無関係な人にはまったくわからない話です。
とろこが、ある日から突然、自宅の目の前に幼稚園バスが停車するようになったら驚きますよね。
どういうこと？
近所の子供が入園したってことか
にしても・・・
無関係な家の前に？
自分に置き換えてみると、ちょっと戸惑うかも知れません。
こういう場合、何か対策すべきなのか調べてみました。
送迎バスの停車場所について
送迎バスの停車場所は、ずっと同じというわけではないようです。
毎年、卒園と入園があるわけですから、送迎バスを利用する園児の自宅の近くで安全に停車できる場所を相談する園が多いようです。
新年度ごとにバスコースを決めるのが一般的のようです。
自宅前に送迎バスが止まる理由
今回のテーマは、幼稚園とは無縁のはずなのに、自宅前が送迎バスの停車場所になったのは、いくつかの理由が考えられます。
①近隣に新入園児がいる
②安全に停車できる場所が他になかった
③複数の園児の自宅からちょうど良い場所だった
概ねこのような理由ではないかと推測できます。
ご近所付き合いがないと、近所に幼稚園に通うくらいの年齢の子供がいるのかすら知らないかも知れませんね。
そして、送迎バスが安全に停車して園児が乗り降りできる場所というのも、そんなに簡単に見つけられるわけではないため、無関係な民家の前が停車ポイントになる可能性もゼロではないのでしょう。
予想されるトラブル
幼稚園の送迎バスが自宅の前に停まったとしても、短い時間で発車するのであれば大きな問題ではないかも知れません。
気にならない人もいるでしょうが、予想されるトラブルについて考えてみます。
話し声
バスの停車場に複数の園児と保護者が集まり、バスの到着を待つ間の話し声がうるさく感じるかも知れませんね。
子供の声だけじゃなく、保護者同士の会話の声もあります。
それが毎朝となるとストレスになることも考えられます。
朝はゆっくりしたい人にとって、騒音に感じるとトラブルになりかねません。
子供のいたずら
子供が複数集まると、ついはしゃいでしまい、たとえば車に傷をつけたり、庭の草花を踏んでしまうなどのいたずらも考えられます。
園児だけではなく、入園前の年齢の弟妹を連れている保護者もいるでしょうから、注意していても不測の事態が起こることもあるかも知れません。
事故のリスク
幼稚園の送迎バスの停車場は、道路上に一時停車するので、事故のリスクもあります。
停車しているバスを避けることで事故を誘発してしまうことも考えられるため、良い気持ちにはならないのではないでしょうか。
幼稚園への連絡
幼稚園の送迎バスの停車ポイントを決める際に、まったく何の連絡もなく他人の家の前に決めることはまず考えられません。
もしもそのようなことになったのなら、その日だけ（もしくは短期間）何か事情があってそこに停めなければならなかったのかも知れません。
例えば、ほかの車が停車ポイントに駐車していて停められないとか、工事などで通行・停車できないなどの事情です。
しかし、それが続くようであれば幼稚園に連絡して確認する必要があると思います。
考えられるリスクを伝えて、ほかの場所に変更してもらうように相談してみると良いでしょう。
何も問題が起きていないとしても、自宅の前が無関係な人たちの集合場所になるのは、何となく落ち着かない気持ちになるのは当たり前なので、はっきりと伝えても良いのではないでしょうか。
まとめ
子供に関することでクレームを言うと、心の狭い人間だと非難されることがあります。
公園で子供が遊ぶ声がうるさいとか、保育園や幼稚園の声がうるさいなどの苦情が社会問題になったりしますよね。
しかし、自分の立場に置き換えて想像してみると、何の相談も連絡もなく、自分の家の目の前が幼稚園の送迎バスの停車場になったら・・・
それはやはり、心がざわざわするのが自然ではないかと思います。
何のことわりもなく、そういうことを決めてしまう幼稚園であれば、万が一の事故の対応も心配ですよね。
然るべきタイミングで言うべきことを言ったとしても、それは的外れで理不尽なクレーマーではないので堂々とすれば良いのではないでしょうか。
