【校則】前髪の長さは眉毛の上1センチのルール!おでこが狭いと悲惨

学校・職場

ブラック校則と呼ばれるような、意味不明な学校のルールを集めたら、いったいどのくらいの数になるのか想像もできません。

まったく理解できない校則に疑問を感じないまま、ずっと続けているのが不思議でたまらないのですが、ルールを変えるのを怖がる人たちが多いのは仕方ないことです。

たとえば頭髪に関する校則は、今も世の中で問題になることがあります。

ブラック校則によくあるのが頭髪問題ですよね。

私も中学生のときはひどかった
前髪の長さに無茶苦茶きびしくて・・

前髪の長さにきびしい先生いたよね

なぜ前髪の長さに学校の教師がこだわったのか・・という謎を掘り下げます。

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前髪の長さのルール

私が通っていた中学では、
前髪の長さは眉毛の上1センチと決められていたの

眉毛の上1センチってヤバいでしょ

そうなんですよ、ヤバかったのです。

何しろ、私はおでこがすごく狭いので、眉毛の上1センチの前髪に切りそろえると、メチャメチャ短くなります。

生え際が見えてしまうのではないか!と思うほど短くなります。

だから前髪を下ろして登校するのは諦めて、長めに伸ばしてピンで留めていました。

でも、おでこが狭いので、それも似合わないから、中学の時の写真は今でも見たくありません。

ですが、学校の校則が書いてある生徒手帳を確認してみると、頭髪のところには「前髪の長さ」という細かい項目はなかったのです。

髪の長さに関しては、

肩につく長さの髪は結わえること。(女子)
耳が見える長さにすること。(男子)

これだけでした。

つまり、私が恐れていた前髪の長さは教師たちの教育指導の一環という名目で付け加えられたものだったのです。

校則というのは、各学校で決められるので、具体的に○○㎝と長さを明確にしているケースがどれくらいあるのかわかりません。

ですが、少なくとも原則とされる校則に書かれていなくても、大げさな「眉毛の上1センチ」のルールが先生たちの判断で追加されたのでしょう。

前髪の長さルールの根拠

前髪の長さのルールに苦しめられたのは、随分前のことなので、今でも母校に同じルールがあるわけではありません。

年下の後輩たちに聞いてみると、10年以上前から前髪の長さを取り締まる規則はなくなっていました。

きっと不評だったのでしょうね。

でも、間違いなくそういう不可解な規則が存在した時期があったのです。

そもそも、前髪の長さにルールを作った理由を中学生当時の私は先生方に質問しました。

担任だけじゃなく、生徒指導をする主任的な立場の先生にも聞いてみたのです。

回答はこうでした。

前髪が長いと目に入るので目が悪くなる

 

前髪が長いと目が隠れて見えて、印象が悪くなる

このような理由が、前髪の長さは眉毛の上1センチというルールの根拠になるとは、当時の私はまったく納得できませんでした。

もちろん、今の私も納得していません。

目に入らない長さは眉毛の上ではないよね

眉毛の上に切りそろえた前髪の人が印象が良いわけでもないし

納得できなくても、学校のルールというのは生徒側の要望で簡単に変えられるわけもなく、ガマンして過ごす道を選んでいる子供たちが今でも大勢いるのでしょうね。

校則を変える方法

学校の規則には、集団行動の秩序を守る目的と生徒を守る目的があると言われます。

服装や頭髪などの規則は、生徒を守るために作られているというのが学校側の考えです。

目立つ服装や髪型をしていると、悪い人間の目に留まりやすいので、トラブルに巻き込まれるリスクが高まるという理由です。

わかるような気もするけど、わからない

もしもほんとうに生徒を守るためのルールであれば、時代の変化に合わせて校則も作り変えるべきですよね。

昔の価値観のままのルールでは、逆に悪目立ちしてしまうことだってあります。

でも、日々の業務に追われている教師たちが、自ら率先して校則について考えて行動してくれるとは思えません。

期待するのも気の毒なほど、疲弊している先生方もいますから。

納得できない、理解できない校則に不満を持っているのなら、生徒たちがアクションを起こして校則を変えていくべきなのでしょう。

生徒会は、体育祭や文化祭などの行事のためだけにあるわけじゃありませんから、生徒側の考えをまとめて、学校側と話し合うこともできるはずです。

そう言いつつ、正当なアクションを起こすところまで根性がなかった私は、ガマンして中学3年間を過ごしてしまったわけです。

まとめ

校則に疑問を持っていたり、納得できないようなルールで苦しめられる子供たちを守るのは、やはり保護者や地域の大人です。

ブラック校則と呼ばれるような意味不明で不可解なルールは、見直すタイミングを作らないとなくなりません。

何でもかんでも反対するわけじゃなく、「なんか変だな」と思うことには声を上げてみることも必要なのでしょう。

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