Twitter、Instagram、Facebook、TikTokなど、SNSの種類もどんどん増えていますよね。
SNSを使うとき、完全にプライベート用と仕事関係者用を分けている人も多いのではないでしょうか。
違うSNSにしたり、同じSNSでもアカウントを別にするなど。
やっぱりプライベートのことは仕事関係の人には知られたくないこともありますからね。
ただ、どれほど注意していても、SNSで身元がバレてしまうことがあります。
こわいよね・・
上司や先輩に見られたら
身バレはほんとキケン!
仕事関係者のSNSを
見つけてしまうのもドキッとするよ
それはドキドキするね
何が書かれているのか気になるし
じつはこのようなケースは、職場での人間関係トラブルの原因になるのです。
例えば、同僚のSNSを偶然見つけてしまい、そこに職場の人達の悪口、デマが数々あったとか・・。
もしも同僚のSNSを見つけてしまい、このようなデマや悪口を見てしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
考えてみましょう。
企業や個人名を伏せている
SNSを見ていると「え?これってうちの会社のことじゃない?」と思ってしまうような書き込みを見つけることがあります。
ただ、企業や個人名が特定できるような情報が書いてあるわけではなく、その内情を知っている人が見れば「これは!」と気が付いてしまいような内容であれば怪しく思いますよね。
その内容がデマだったり、ひどい誹謗中傷だったら、見過ごして良いものなのか困るでしょう。
しかし企業や人物が特定できないように伏せているのであれば、最低限のルールは守っているとも言えます。
問題として取り上げたとしても、逆に妙なことになるのも困るので、どうすれば良いのか調べてみました。
個人が特定できる書き込み
社内の人物が特定できるような書き込みは、たとえ個人名が書かれていなくても大きな問題に発展することが考えられます。
もしも書き込みした内容から個人が判明すれば、社内に広まる可能性は十分あるからです。
詳しい状況によって判断は分かれますが、書き込みされた人物が訴えるようなケースもあります。
イニシャルだけなら大丈夫と思っても、同僚が見れば一目瞭然というような場合です。
もしもこのような書き込みを見つけて、それが自分のことであれば、どのように対処するべきか考えると思います。
まずは書き込みをスクショして、証拠を残して、じっくり考えて行動するのがベストです。
自分以外の人のことが書かれていた場合は、その人に伝えるのかどうかは慎重になった方が良いでしょう。
個人名が伏せられていた場合は、なぜそれがその人のことだとわかるのか?という新たな問題が生じてややこしいことになるかも知れません。
自分が伝えることで、職場内で大きなトラブルを引き起こしてしまったとすれば後悔する結果を招きかねません。
周りに気が付いている人がいないのであれば、証拠を残して状況を観察することです。
書き込みの内容がエスカレートしていくようであれば、書き込みの対象になっている人物と話ができる信頼できる人にまず相談してみましょう。
人事部など、社内の人間関係の問題を担当する部署があるのなら、そこに相談するのがベストですね。
当事者がヒアリングなどを受けることになれば、降格や異動、解雇などの処分が下る恐れはあるので、SNSの書き込みを甘く考えると怖いのです。
企業にプライバシーはない
企業には、個人のようにプライバシー権がないため、SNSに書き込まれてもプライバシーの侵害にはなりません。
ただし、社内の機密を外に漏らしてはいけないという規則はあるはずなので、ルールに反していれば解雇されることもあるでしょう。
また、企業のイメージを壊したことで業績が悪化したとなれば、損害賠償請求などの訴えを起こされるかも知れません。
それが公益目的だった場合(社会の役に立つ内容を発信する)は別ですが、ストレス解消目的で会社や上司の悪口を書き連ねるのは危険な行為です。
もしも会社のデマをSNSに書いている内容を見つけた場合は、それが誰なのか特定できないとしても上司に報告した方が良いでしょう。
誰が書き込んでいるのか、調べる手段はありますし、悪意のある誹謗中傷は情報開示請求すれば個人が特定できます。
自分の職場の評判が落ちても気にならないのであれば放置するのもいいですが、それは回りまわって自分にもデメリットになると思います。
企業のイメージダウン→業績悪化となれば、賃金やボーナスにも影響するかも知れません。
見て見ぬふりしてもメリットがないのなら、報告した方が良いのではないでしょうか。
まとめ
ひと昔前とは違い、SNSの誹謗中傷やデマは、匿名だから・・というのは通用しなくなっています。
悪質なものは書き込んだ人物が誰なのかわかるのです。
ニュースでも取り上げられることもありますが、「まさか自分が」と驚く人がほとんどだと言います。
ストレス発散のつもりで甘く考えて書き込んだものが、人生を変えてしまうかも知れません。
もしもSNSでそういう書き込みを見かけな場合は、見て見ぬふりをせずにスクリーンショットを残して報告できるような準備はしておきましょう。