クラス替えが毎年ある学校と毎年ではない学校の違いとは!

学校・職場

新年度になると、クラス替えが必ずある小学校が増えているって知っていますか?

クラス替えについては、何かルールがあるわけではないようです。

つまり、学校によって毎年クラス替えをしてもいいし、しなくてもいいわけです。

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クラス替えは賛否に分かれるよね

仲良しグループができると、バラバラになるのが嫌だとか・・あるね

逆の場合はクラス替え大賛成になる

たしかに、クラス替えのルールがなければ、賛成派と反対派がそれぞれ声を上げると、対立しそうです。

保護者からのクレームなど・・ですね。

毎年必ずクラス替えをする学校もあれば、2年おきにする学校もあります。

小学校と中学校ではまた違いもありますから、一概には言えないわけですが、ルールがないのが問題なのではないでしょうか。

そこで、クラス替えをする理由について考えてみました。

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クラス替えをする目的

クラス替えをするのは、あくまでも学校側が子供たちの学力や個性を見て、編成して調整するのが目的です。

学力だけじゃなく、授業中の様子などから、全体のバランスをみて、1つのクラスに問題のある生徒が集中しないようにするなどの理由が大きいのです。

学級崩壊という言葉を見聞きするようになってかなり経ちますよね。

授業中に静かにしていられなかったりする子が複数いれば、そのクラスはまともに授業ができなくなってしまいます。

このように、担任教師の負担を考えて、クラス替えをしながらバランスをとっていくわけです。

2年ごと・奇数学年のルール

クラス替えを毎年行う学校は、じつは少数派なのです。

小学校の場合は、2年おきか奇数学年が多数派です。

ただし、1年生と2年生はクラス替えをして、3、4年生と5、6年生は同じクラスのままというパターンが多いようですね。

この理由は、1年生が入学する時には、その子供の情報が十分ではありません。

そのため、1年間の様子を見て2年生になる時にクラス替えをしてバランスを考えるわけです。

2年生になると、学校生活にも慣れてくるので、その子供の性質も見えてきます。

それをもとに3年生になるタイミングでクラス替えをすれば、2年間は同じクラスでも問題が起こりにくいと考えるのではないでしょうか。

問題がおこらなければ、そのまま卒業まで同じクラスでも良さそうな気もしますが、それも友だち関係が偏ったりするでしょう。

担任の教師が異動になることもあるのであれば、今までのクラスの安定感がそのまま引き継がれるとは限りませんから、クラス替えのタイミングは必ず決まっているわけではないのです。

中学校では、毎年のクラス替えをする学校が多数派です。

これは変化の激しい思春期なので、同じクラスでは様々な問題が生まれやすいからでしょう。

定期テストの結果も影響して、学力のバランスも考えられるのでしょうが、中学の場合は生活態度も大きなポイントになるようです。

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クラス替え問題

じつは、このごろはクラス替えを毎学年する小学校が全国的に増えているそうです。

その理由は深刻な少子化です。

過疎地で子供の人数が極端に少なければ、当然クラス替えはできません。

しかし都会でも少子化はかなり深刻にあらわれているので、1学年に2クラスしかない小学校も珍しくありません。

2クラスしかないのなら、子供の様子を見ながらバランスを調整するのも難しくなります。

どうしても偏りがちになるのであれば、クラス替えを毎学年する方が良いと考える学校が増えているからです。

このまま少子高齢化が進めば、そのうち1学年1クラスが普通になってしまい、クラス替えもなくなるのかも知れませんね。

まとめ

クラス替えのルールは、学校が自由に決められるのです。

つまり、去年までのクラス替えパターンが急に変わることもあるので、奇数学年にクラス替えをすると思い込んでしまうとビックリする可能性もありますね。

安心、油断はできないのです。

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