駐車場の疑問!定期契約は月極とは何がどう違うの?

不思議なルール

車を所有するには、車庫証明というものが必要ですよね。

車を保管する場所を証明する書類です。

自宅の敷地内に車を停めるスペースが十分にあるのなら、それで構わないわけですが、家族が増えて車を所有する台数が増えたりするとそうはいきません。

そうなると、自宅以外の場所の駐車場を借りなければ車庫証明の手続きができません。

駐車場の契約をした場合、管理会社やオーナーが証明書にサインと押印してくれれば、車庫証明の発行は可能です。

ところが、定期契約の駐車場では車庫証明は出せないのです。

それはなぜなのか・・・・。

月極駐車場を借りている人はほとんどが、車庫証明はスムーズにできるはずです。

ところがなぜ定期契約しているのに車庫証明ができないのか、その理由を考えてみましょう。

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月極駐車場について

駐車場を借りる場合、一般的には月極と時間貸に分かれます。

時間貸は、いわゆるコインパーキングですね。

時間単位で料金が加算される仕組みです。

もしも自宅のすぐ近くに時間貸のコインパーキングがあり、そこがいつも空いていることがほとんどだとしても、時間貸の駐車場で車庫証明がとれることはありません。

ただし、時間貸の駐車場の中に、月極のスペース確保されていることがあります。

時間貸ではなく、月単位の料金で契約するのが月極駐車場なのです。

月極駐車場は、車を保管するためのスペースが確保されていますから、時間貸のように空いたスペースを探す必要はないわけです。

このように月極として賃貸する場合においては、車庫証明の届出の書類をそろえることができますね。

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定期契約駐車場とは

駐車場を定期契約すると、ルールを守って正しく使っても、残念ながら車庫証明が出ないこともあります。

というのも、定期契約とは月極駐車場のように、専用の駐車スペースが確保されていないのです。

ちょっと何言っているのかわかんない

つまり、駐車場内の空いているスペースならどこでも停められるわけです。

それは時間貸と同じでは?

時間貸とは違い、時間単位で料金が変わるのではなく、一定の契約期間の料金を支払うので、入庫や出庫の際に料金を支払う必要はないわけです。

料金は月極駐車場よりも安く設定されているのが、定期契約の魅力なのです。

その代わり、満車の場合は駐車できないこともあるので、月極駐車場とは全く違います。

定期契約駐車場は、駅周辺にある大型商業施設の立体駐車場などでも見られます。

駅近なのに、月極駐車場よりも数千円安い料金設定になっています。

満車の場合は停められないというリスクがあるので、その点を覚悟の上であれば安くて助かりますね。

専用の駐車スペースが定まっていなければ、自動車を保管する場所としての証明は不可能なので、車庫証明は取れないわけです。

しかし、なぜそんな契約形態があるのか・・不思議に思います。

でも、駅に近い便利な場所に多いというのが、その理由でした。

つまり、自宅から駅まで車で移動して通勤する人などは、車庫証明は自宅の駐車場で取ります。

駅の周辺の駐車場を契約すると、かなり高くなってしまうので、少しでも安い駐車場を求める需要があることから、駐車場の定期契約があるのでしょう。

まとめ

月極駐車場も定期契約駐車場も、ほとんどが一か月単位の料金で支払います。

周りの相場よりもかなり安い場合は、月極駐車場ではなく定期契約の可能性が考えられるので、よく確認しないといけませんね。

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