私立の小学校に通う子供のために「子ども会」は必要?不要?

不思議なルール

子ども会と呼ばれる組織は、日本全国にあります。

名称はイロイロありますが、地域の子供たちと保護者が集まる団体です。

この子ども会という組織は、町内会や自治会ごとに区分けされていたり、公立小学校の学区で構成されるケースもあります。

超少子化が進む今の時代、子ども会という組織の存続も危ぶまれる地域も増えているようです。

必要なのか、それとも不要なのか・・。

それは町内会やPTAなどの任意団体と同じく賛否両論あると思いますが、ここである疑問を感じました。

それは、私立小学校に通う子供は、子ども会へ加入しても疎外されたような感じになり、居心地が悪いのではないか?ということ。

私立の学校へ子供を通わせる親たちは、どう考えているのか調べてみました。

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子ども会への加入状況

子ども会へは、どの程度の加入状況なのでしょうか。

全国一斉に調査されているわけではないので、正しい数字はわかりません。

関西のある都市では35%ほど、九州のある都市では50%ほどです。

この数字を見て、驚いた方もいるかも知れません。

予想外に高い?低い?人ぞれぞれ感想は違うと思います。

少なくてビックリ!

そうかなぁ、意外とみんな加入してるんだなと思った

入るのが当たり前だったから少ないと思ったよ

地域性があるため、感じ方に差があるのでしょう。

しかし、加入しなくてもとくに問題になるわけじゃないのですから自由です。

子ども会は親の苦行

子どもが少なくなった今、子ども会の存続自体が危ぶまれている地域も増えている一方、子ども会を運営する保護者たちの負担が大きくなっています。

会費の負担だけじゃなく、少ない人数で役員を決めて運営しなければなりません。

行事が多い地域では、仕事や家庭生活に支障が出るほどの負担を強いられるケースも少なくないのです。

子ども会も町内会同様に、イベント運営のプロに委託して、会費だけ納めるような団体もチラホラと出ています。

共働き世帯も増えているため、親の負担が大きくなるだけの子ども会に魅力を感じないと思うのかも知れません。

それでも子供のためには加入させるべきだと根強い考えを持つ人がいると、その地域では従来の運営スタイルを変えるのは難しいでしょう。

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私立学校に通う子供

前置きが長くなりましたが、公立ではなく私立の学校へ通う子供は、その地域の子供たちとの交流が薄くなります。

やはり子供たちにとって、学校生活の比重が大きいので、同じ学校に通っていないと、たとえ近所でも交流が少なくなってしまうのでしょう。

子ども会は、地域の子供同士をつなぐ役割をするので、私立の学校に通っている子供こそ加入した方が良いという意見もあります。

しかし、子供というのは大人のように空気を読んだり、気を使ったり、忖度ナシですから、同じ学校に通っていない子供をあからさまに仲間外れにしようとすることも十分考えられます。

わざわざ子供が嫌な気持ちになるようなコミュニティであれば、スパッとやめてしまった方がイイですね。

小学校に入学する前に、すでにその地域の子供たちと公園などで交流を持っていて、親同士もつながりができているなど、その地域の子供たちに溶け込んでいるのなら交流を断たないために加入する意味もあると思います。

あくまでも子供の気持ちを最優先に考えて加入を決めればいいと思います。

逆に深く考える前に加入してしまうと、役員を担わないといけなくなり、途中で退会できなくなることも予測できます。

私立の学校に子供を入学させる予定であれば、地域の子ども会がどのような活動をしているのか事前に調べておくと良いでしょう。

まとめ

子供は社会全体で育てるという意識が薄れてしまった現代なので、子ども会のような地域の繋がりを大切にする団体はジワジワを姿を消していくのではないでしょうか。

私立の学校に通う子供は、その地域から外れてしまうような感覚になるのも寂しいものですから、子ども会の活動が活発な地域に住んでいるのならメリットとデメリットをよく比較して加入を検討しましょう。

子どもの希望を第一に考えて、家族でよく話合うことが大切ですね。

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