エアコン室外機の設置場所による近隣トラブルとは!

不思議なルール

エアコンの室外機は、設置する前に場所を考えないといけませんよね。

一度設置してしまえば、場所を変えたくでも簡単には移動できません。

でも、エアコンの室外機の設置場所は、

敷地内だったり壁に取り付けるのだから

それほど考えることもないのでは?

そんなに困るほど

設置する場所の選択肢はないよ

うん

エアコン本体を設置した部屋から

遠く離して設置もできないしね

一般的に考えればそうなのですが、同じような設計の住宅が立ち並ぶような場合は除き、自由に設計できる注文住宅ではエアコンの室外機の場所選びは慎重にならなければいけないのです。

実際のトラブル事例から考えてみましょう。

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隣家の玄関に向いた室外機

新築住宅では、エアコンの設置場所もすでに決めていることも多いでしょう。

室外機による近隣トラブルの事例でも、入居前にすでにエアコンを設置することになっており、業者と相談して室外機の設置場所も決めたそうです。

複数台のエアコンを設置することになり、1台の室外機の設置場所が隣家の玄関に向くことになりました。

しかし室外機の設置場所から玄関までは約3メートルの距離があるので、とくに問題はないという業者のアドバイスもありその場所に設置することに決めました。

とろろが、入居したあとに室外機の場所、もしくは向きを変えて欲しいという要望が隣家からありました。

隣家の玄関から3メートル離れていることと、玄関は人の出入り時以外は扉が閉まっているため窓のある部屋に向けるよりも嫌がられないのではないかと考えていたのでかなり戸惑ったようです。

そのまま放置すれば、隣家との関係は悪くなるのはわかっているので、何とか解決しなければいけないと思いつつ、業者の相談してみると・・

「あの距離でそのクレームはよほど神経質な人ですね」と言われてさらに悩んでしまったようです。

ですが、一般的にはクレームを言う人は少ないとしても、小さなガマンをずっと強いられると人間の感情的に悪い方へ向かうと考え、対応することに決めたそうです。

改善策

隣家の玄関に室外機が向いていると、風が流れます。

冷房を使うと温風が流れるので、それが嫌がられる原因であると考えられます。

冬もエアコンを主な暖房として使う家も増えていますから、一年を通して室外機から風が出ない期間は短くなっていますから、なおさら気を使わないといけませんね。

改善策としては、室外機の位置か向きを変更できればそれが一番早いでしょう。

室外機を囲うカバーを使うのもひとつの方法です。

カバーは木製やアルミ製など色々ありますし、DIYで自作する人もいます。

カバーで覆ってしまえば、室外機の風が分散されます。

または、隣家の玄関に風が流れないように、敷地の境界にフェンスを設置することも考えてみても良いかも知れません。

コストはかかりますが、長く暮らすためには隣家との関係悪化は避たいと思うので、出費は仕方ないのではないでしょうか。

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感じ方は個人差がある

今回の室外機を隣家の玄関の向けて設置する場合、どのくらいの距離が空いていれば問題ないと思いますか?

どうだろう・・・

実際に試さないと

わからないわ

だよね

動いていないときと

感じ方は全然違う

そう考えると

設置場所は

ほんとによく考えないと・・

感じ方は人それぞれ違いますから、3メートル離れていれば十分な配慮だと考える人もいるでしょう。

ですが、真夏の暑い日に、玄関を開けて外出しようとしたときにエアコンから温風が流れてきたら嫌な気持ちになる人も少なくないでしょう。

3メートルは十分なのか、不十分なのか、検証してみないとわからないのです。

後から隣の家が建って

結果的に玄関に向いた場合は?

そういうこともありますよね。

自分の家が先に建っていた場合はどうしようもありませんが、後々になり相談された場合はお互いが納得できるように話し合わなければいけませんね。

新築を建築する場合は、業者が近隣に挨拶するはずなので、もしもその際に相談されることがあれば対応してあげた方が良いのではないでしょうか。

まとめ

ご近所トラブルが悲惨な事件を引き起こすというニュースを見ると、なぜそこまで?と理解に苦しむこともあります。

もちろん、一般的な常識がまったく通用しない人もいるのでしょうが、最初の小さなきっかけが蓄積する問題として大きくなってしまうのではないでしょうか。

自分だけが良ければそれでイイんだ!という考え方で接するのは、問題のタネを作りやすいので気を付けたいですね。

お互いさまの気持ちを忘れないことが、大切なのだと思います。

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